ブラック企業の求人票のウソの度合いは何%?【僕の会社の場合】

残業のタイムカード

こんにちは、ちなみなです。

先日20年近く働いてきた会社を退職したのですが、今回はその会社に入社した時の話をしてみたいと思います。

僕は大学卒業後、フリーターなどの生活をしており、当時はハローワークやリクナビNEXTなどの転職サイトで就職先を探していました。

その時(20代)は、書類選考で落ちた事はほぼなく、企業から内定をいただくのもそれほど難しい事ではなかったです。

その中から選んだ一社が、先日退社をした会社でした。

その企業を選んだ理由は、勤務条件が他の企業に比較して良かったという理由から。

僕が選んだ会社の勤務条件は以下のようなものでした(当時)。

  • 基本給:◯万円
  • 勤務時間:8時30分~18時00分
  • 時間外あり:月平均30時間
  • 休憩時間:90分
  • 休日:週休二日制(土日)、祝日

 

ちなみな
ちなみな

なんとなく、ここが働きやすそうだな~と思いました

当時は現在のようにインターネット上で会社の口コミ情報なども載っていない時代で、条件に関しては疑う事もありませんでしたが、その考えが全く甘いものだったという事が分かるまでに日にちは不要でした。

初出勤日~初日からの残業

初日、30分くらい早く出勤した所、すでに全社員が出社しており、仕事をしていました。

奥の方には上司と思われる人物が腕を組んで不機嫌そうな顔で睨みをきかせており、僕が入るとその上司がじろりと一瞥し、「そこのデスク空いてるだろ?」と不機嫌そうに言われたのを今でも思い出す事ができます。

いきなりの事でドキッとしましたし、始業前から普通に働いている光景を前にして、とんでもない所に来たかも!?と思いました。(当時はまだブラック企業という言葉もありませんでした)

そして初日からいきなり業務を任され、そのまま初日の終業時間を迎えましたが、ただ終業時間を超えてもみんな普通に業務を行っています。

「まさか初日から残業なんてないだろう」と思いましたが、いきなりありました、残業。

計算上では、午後6時が定時で残業時間が1日90分とすると、遅くとも7時半前後には帰れるという計算になりますが、午後7時になっても何の声もかからず。

しかもその間、社員は誰も帰らず。

7時半になった頃にやっと、部署の上司から「じゃあ今日はこれくらいにして上がってね」と言われました。

「今日はって・・・」

その週は平均して午後7時半頃、翌週からは午後10時近くまで残業をするという毎日が始まりました。

繁忙期は日をまたぐ事も多く、土曜日も毎週仕事となり、たまに頭がくらっとして目がまわりそうになる時もありました。

始業時間について

初日に、始業30分前に会社に出社しましたが、8時だヨ全員集合!状態だったので、もう10分ぐらい早く到着するようにしました。

が、すでに全員います!

次の日はさらに10分早く到着するようにしたところ、数人まだ来ていない人がいました。

会社に入った時は、如何に会社の独自ルールを理解し、適応できるかが大事です。

特にその会社がブラック企業だった場合、同僚からの信頼を得ることができない場合は地獄でしかないので、出来る限りそれに従うようにしましょう!

この会社は8時30分が始業時間ですが、8時から業務を始めていないといけない、というのがローカルルールになっている様でしたので、翌日からは7時45分には席についているようにと心がけました。

8時からいきなり会議があるときもあり、朝は30分間余分に仕事をするという状態でした。

ちなみな
ちなみな

毎朝、腕組みをして不機嫌な顔をしている上司がいるので、毎日心臓バクバク!

週休二日制について

週休二日と記載があったので、当たり前のように土日休みと思っていたのですが、これが大間違い。

後で調べて分かったのですが、月に一度でも土日休みがあれば、週休二日制の表記ができるらしいです。

「週休二日制」だと、土曜は一回出社、隔週出社、いろんなパターンがあります!

僕のところは土曜日は基本隔週休みで、繁忙期に至っては土曜日は毎週出勤というブラックの黄金パターンでした。

このように「週休二日制」の記載の場合は、毎週の土日休みではない可能性が高いので、気をつけてください!

ちなみな
ちなみな

毎週土日休み希望の方は求人票に「完全週休二日制」の記載があるか確認しましょう。

祝日休みについて

僕が会社に入った週は土曜日が休みで、翌週の月曜日が祝日だったので、金曜日は残業しながらも少し気分が楽でした。

一週間働いてヘトヘトでしたが、「今日を乗り越えれば、三連休で体を休める事ができる!」と思っていたのですが、、、

ここでも、また死刑宣告がされる事になったのです!

やっとその日の仕事を切り上げようとした時に、「じゃあ、後は月曜日にやろうか」と上司が言ったのです。

聞き違いかと思ったのですが、間髪入れずに「祝日だから、すこしは余裕あると思うから」と付け足してきました。

口では、「あ、は、はい」といったものの、頭の中はメダパニ状態!

祝日は休みではなかったのか?聞こうにも聞けずで、結局月曜日は出勤する事になりました。

しばらくは聞けなかったのだが、会社に慣れて来た頃になって聞いてみた所、祝日がある週の土曜日は休みにしてるから、という理由とのこと。

「じゃあいいか」と一見納得できそうな理由なのですが、ちょっと待って下さい!

その会社は土曜日隔週休みでその週の土曜が休みの場合は、特に代わりの休みが設定される訳ではありませんでした!

その週は現実としては、祝日出勤したのと同じになります!

もう祝日休みあるある詐欺です!

なんでこんなせこいことするんでしょうね?

ある時、休憩時間が短くなったが退社時間は同じ

これは働いて数年してから変更された規定なのですが、ある時、

「来月から休憩時間が90分から60分になります」と通達されました。(実際のところ、それまでも90分間、休憩したことはありませんでしたが)

名目上は、『業務の効率アップと退社時間を早くするため』というものでしたが、誰も早く帰ろうとする人はいません。

結局それ以降も帰宅時間が早くなる事はありませんでした。

ブラック企業は人間の心を蝕んでいきます。

長く勤めると思考回路もおかしくなってきて、例えば毎日9時過ぎまで仕事をしているとすると、午後8時台に帰るとなると罪悪感を感じるようになってしまいます。

ブラック企業はこの習性を逆利用し、「退社時間を早くするため、休憩時間を短くする」と表向きの理由を作って、実の所はこれまで以上に長く働かせようとします。

会社に入った後も様々な改悪が行われる事が多いというのも、ブラック企業の特徴の一つと言えます。

一年分の休日カレンダーが発表されない

あと、これは求人内容とは違う内容ですが、ブラック企業は年間カレンダーを前半、後半と分けて決定するというパターンがあります。

厄介なのが、前半が1月~6月、後半が7月~12月となっており、決定がされるのが6月と12月になっている点。

残念ながらこれだといつお盆休みなのか、いつからいつまでが年末年始のお休みなのかが分かりません。

旅行に行こうにも、日程が発表された後だともうホテルも埋まっていて取れませんし、空いていたとしてもとんでもない金額の部屋しか空いてなかったりします。

こうしてプライベートなところまで制限をかけようとしてくるのがブラック企業です。

もう、いじめ?と思うくらいのレベルですね。

ちなみな
ちなみな

会社カレンダーは社内に貼られている場合も多いので、面接時に会社内をみて年間カレンダーが出ているかどうか確認するようにしましょう

まとめ

僕が勤めていた会社における、求人票内容の真偽は以下の通り。

◯ 基本給:○万円+固定残業代○万円
✕ 残業:有り。月平均30時間の残業を含む
✕ 勤務時間 8時30分~18時00分
✕ 休日:週休二日制(土日)・祝日
△ 休憩時間:90分
 

ほぼ嘘です!

僕が勤めていた会社は約70~80%は条件とは異なる内容でした。

ブラック企業はこんな感じで、超自分なりの解釈で求人票を出してます。

最近は規定も厳しくなったため、少しはまともに書くように指導されているようですが、それでもブラックの匂いを漂わせている求人票はわんさかありますのでご注意ください!

入社してから分かる、後出しジャンケン的な会社のローカルルールがあったときは、その会社がブラックの危険性があると言うことを覚えておきましょう!

気になる所は入社前に必ず確認するようにすれば、ブラック企業に入社するという事をある程度の確率で避ける事ができます。

ちなみな
ちなみな

面接で聞きにくい時は、内定が出た後でも良いので、必ず確認するようにしてください!