ハローワークの手続き

ハローワークで退職理由を会社都合から自己都合に変える方法・手順・条件など

ハローワークからもらえる書類

先日ハローワークに行って、失業者手当の申請をしてきました。

僕が勤めていた会社は過度の時間外労働、パワハラなどが蔓延するブラックな会社で、残業時間のトータルは月100時間以上。

無理をして働き、体力的・精神的にも不調をきたしてしまい、これ以上悪くなる前に会社を辞めることに。

先日、会社から離職票が届いたので、確認をしてみると、退職理由の欄に「自己都合」の文字。

自分で辞めたので当たり前といえば当たり前なのですが、このままだと、失業保険の金額が減ったり、手当が支給されるまでに時間がかかったりするため、ハローワークで「会社都合」に変えてもらいました。

会社から送られてきた離職票に「4D」の記載があった場合は、「自己都合退職」ということになります

申請した結果、会社都合となって失業保険(失業手当)を自己都合で手続きするよりも早く支給してもらえることになりました。

会社都合になると、受給資格の認定から7日でもらえるようになります!

通常だと3ヶ月後からの支給なので、求職活動をする人にとってはとても助かります。

僕の場合は、退職前から情報収集をしていたので、今回会社都合に変える事ができたのですが、あまり調べることなく退職される方も多いのではないでしょうか。

そんな方のために、今回は退職前に準備すべき内容も含めて、会社都合に変える手順をまとめてみたいと思います。

自己都合と会社都合でこれだけ違う失業手当

まず失業手当をもらえる期間についてですが、退職のパターンの多くは、

  • 自己都合
  • 会社都合

のいずれかになります。

自己都合は退職理由がその人の個人的な理由(転職、独立など)。

会社都合は例えば、会社の倒産、リストラなどによる退職の場合です。

多いのはもちろん、自己都合での退職のケース。

普通に手続きをするだけだと自己都合のままで手続きが進み、この場合、失業保険は3ヶ月経ってからでないともらえなくなっています。

自己都合退職の場合の給付日数

自己都合の場合の失業手当
引用:ハローワーク

※給付開始:1週間の待機期間+3ヶ月後

会社都合退職の場合の給付日数

会社都合退職時の失業保険
引用:ハローワーク

※給付開始:1週間の待機期間終了後

このようにかなり違ってきます。

お国としては、「自分の都合で退職したのなら、それくらいのリスクがあって当然でしょ」ということなんでしょうね。

会社都合を自己都合に変更できる条件

ただ、自分で退職を申し出た場合でも、実は以下のような場合に限って、自己都合を会社都合に変えてもらう事ができるんです。

会社都合に変更できる主な理由

  • 会社の倒産
  • 会社からの働きかけによるもの(懲戒解雇は除く)
  • 過度の時間外労働(残業)によるもの
  • パワハラ、セクハラなどの嫌がらせによるもの
  • 事務所移転により通勤困難になった

などがあります。

条件などはそれぞれによって異なりますので、ハローワークで確認をしていただくようお願いします。

僕の場合は、上記のうち残業が多く、また社長のパワハラがあったため、退職をしました。

残業で会社都合にするための条件は以下の通り

  • 過去6ヶ月の内、3ヶ月連続して時間外労働時間が45時間を超えた場合
  • 過去6ヶ月の内、いずれか2ヶ月の時間外労働時間の平均が80時間を超えた場合
  • 過去6ヶ月の内、いずれか1ヶ月で100時間の時間外労働時間があった場合

これに当てはまる方は、証拠さえあればほぼ100%会社都合に変更する事ができます。

1日2時間ほど残業をすれば1ヶ月の残業時間が45時間ぐらいになりますので、かなり多くの方が該当するんじゃないかなって思います。

ちなみに僕の場合、全てのパターンで軽く条件クリア。

こういう情報を知らずして退職するのは本当にモッタイナイと思いますよ!

会社都合に変えるためには証拠が必要

会社都合へ変更するためには、証拠としてタイムカードや勤務表が必要になります。

なんとかして、写真を撮ったり、コピーを撮ったりしましょう!

職場の環境によってはタイムカードの写真を取れなかったり、コピーをとれなかったりする場合もあると思いますが、そんな時はメモだけでも毎日とっておくようにするのがおすすめ。

メモで証拠を残す際は、21時、22時といった大体の時間でなく、「21:12」「22:26」といったような具体的な数字で残しておきましょう。

残業代が多いという理由で会社都合に変える場合、よほどの事でない限り、残業の証拠さえあれば申請は通るようです。

ただ、証拠が手書きのメモや、LINEの画面などというような場合は、不確実なため、会社に確認の連絡が入る事が予想されるので、覚悟はしておいた方がいいかもしれません。

また、パワハラ・セクハラで退職した場合、会社都合にするにはかなり難易度が高くなっています。

それを証明するための確実で、圧倒的な証拠が必要になります。

たとえボイスレコーダーでパワハラの音声を録音していたとしても、パワハラをしている人間が誰かを特定できるような要素が必要。

録音をしている場合であれば、こちらから、「〇〇さん(上司の名前)が、、、」と意図的にデータに残るようにしないといけません。

その他にも、会社の同僚に証言書を書いてもらう方法もあるのですが、その人の立場も危なくなってきてしまうので、これはやめた方がいいかもしれません。

タイムカードの証拠を残すためのテクニック

僕の場合は、最初から退職日を3ヶ月後の末に設定し、タイムカードを3ヶ月間撮影して残しておきました。

タイムカードは表に前半分、裏に後半分が刻印されるようになっているので、毎月15日と末日は、いかにタイムカードの証拠写真を撮るかという事に全神経を集中します。

ただそんな時に限って、上司が常に会社にいたり、昼休憩中も事務所をウロウロしてたり。

も、もしかして、写真撮ろうとしてるのがバレてる??ってドキドキします

僕と同じように、タイムカードのコピーを撮るのが大変という方もいらっしゃるでしょう!

そんな時は以下のような作戦で作戦を実行します!

あえて最後までとことん残業する

残業をすれば、時間がたてば誰かが帰っていきます。

最後にはあなたと上司の二人だけになるので、その時がチャンスです!

トイレやちょっと席を外したタイミングですかさず写真を撮っちゃいましょう。

スマホのカメラはいつでも撮影できるようにスタンバっておくのを忘れずに!

タイムカードを撮る日はいつもよりも早く出勤する

当日はとにかく誰よりも早く出勤。

着替えにいったり、なんだかんだでバタバタしているので、比較的写真も取りやすい時間帯です。

まだ人が集まってきていないタイミングでタイムカードを撮影しちゃいましょう。

堂々とスマホで撮る

僕の最終出勤日は本当にタイミングが悪く、タイムカードの写真を撮ることができませんでした。

ただ最後という事もあり、ドキドキしながらも堂々とパシャリと写真を撮影。

上司も普通にいましたが、自分の仕事に集中している様子でしたよ。

毎月となると難しいかもしれませんが、皆作業で忙しかったりと、意外をそこまで気にしていない場合もあるので、周りの雰囲気を見ながらいけそうならいくというのもアリだと思います。

結果として、会社都合にしてもらえた

集めた証拠の写真を印刷して、初回のハローワークの手続きの際にそれを提出して手続きは終了。

ここで注意したいのが、申請ができるのはこの初回申請時のみという事です。

ここで申請しなければその後自己都合が会社都合に変わる事もありませんし、申請したとしても申請が却下された場合に再度申請する方法もありません。

だからこの初回申請日に、集める事ができる限りの資料を持って、万全の体制でハローワークに行ってほしいと思います。

僕自信は結果としてですが、ハローワークから連絡が来て、自己都合から会社都合に変える事ができました。

約一週間ほどですが、特に会社からの連絡もなかったので、どうやら会社には連絡いかなったようです。

会社都合に変えた際のデメリット

ただ自己都合を会社都合に変えれたと言って喜んではいけません。

会社都合に変えた場合は、以下のようなデメリットもあります。

会社都合退職に変えた際のデメリット

  • 転職活動の際の退職理由再就職した企業で「会社都合」だったと分かる
  • 履歴書に「一身上の理由で退社」と書けなくなる

ですので、僕は履歴書には「一身上の理由」とは書かずに「都合により退社」と書くようにしています。

また転職理由を伝える際に、残業の事も普通に話しています。

ただそれが、選考に落ちる理由になるとは思っていません。(もしかしたら影響あるかもしれませんが)

会社都合に変更した後、なんらかの形でそれが前の会社に伝わるという事も十分あり得る話です。

そうなったとしても会社と対決するというぐらいの強い気持ちがないのであれば、そのまま「自己都合」のままにしておいた方がいいかもしれません。

ただ思い出して下さい!

会社を辞める時、これから後悔しないように生きていきたいという決意があったと思います。

それくらいの決意があるなら、会社から連絡があっても少しも怖いことはありませんよ!

まとめ

以上、僕がハローワークで自己都合から会社都合に退職理由を変更したという話でした。

最後に、これから就職される学生さんは、36協定など、労働関係の知識はもっておいた方が絶対にいいです!

僕は恥ずかしながら最近までほとんど何も知らなかったので、知れば知るほど後悔します。

知っているという事が武器になるので、少しでも勉強しておいてください。
(すでに知ってるという場合はすみません!)

36(サブロク)協定について(厚生労働省)

転職のプロのアドバイスで、早めの転職を実現しましょう

ハローワークで退職理由を「自己都合退職」から「会社都合退職」に変更した場合は、健康保険料が減額になったり、失業保険(失業手当)の給付金額が増えるなど様々なメリットがあります。

経済的な心配がなくなるので、気持ち的にはかなり楽になります。

ただ、それにかまけてのんびりとしているとすぐに失業保険の給付期間が過ぎてしまいます。

はじめに少しだけ思いっきり好きな事をし、その後は転職活動を集中的にするようにしましょう

早期の転職・再就職が実現すれば、残りの失業手当の金額に応じた再就職手当が国からもらえますので、それを目指して頑張ってみるのもいいでしょう。

また早期の転職を実現する際は、転職エージェントのサービスを利用するのもオススメです。

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Q:紹介してもらえる求人はどんな会社? 本当に大丈夫?

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ある程度安定した企業でないと転職エージェントは利用できませんし、また企業との信頼関係も重要となり転職後すぐに退職してしまうような会社や、ブラック企業の紹介はありませんので、安心して大丈夫です。

 

Q:履歴書や職務経歴書の書き方、面接など不安なのですが?

A:転職のプロが、それぞれの企業にあった書類の書き方や、具体的な面接対策をしてくれます。
その他、転職サイトには書かれていないようなコツやテクニックなども聞く事ができます。

 

Q:まだ転職するかどうか悩んでいる段階だけど、相談だけでもいいの?

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現在の状況やこれまでのキャリアを話して、転職ができるかどうか、またできる場合はどういった企業があるのかを聞いてみて判断しましょう。
それから利用するかどうかを決めてもいいですし、利用しなくても全く問題ありませんので、心配はいりません。

 

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どれだけ利用してもお金は一切かからないので、登録して面談だけ受けておけば、いざという時にすぐに行動に移す事ができます。

僕がそうでしたが、気力がなくなってから転職サイトや転職エージェントの登録をするのは本当に大変ですし、年齢が上がれば上がるほど転職は不利になります。

ぶっちゃけ、転職は運も必要です。

あなたに合う企業はこの世の中にごまんとありますがそこに出会えるかどうかが一番大事な事です。

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