転職コラム

韓国で日本人が仕事をするのは難しい│日本で韓国語を使う仕事を探すべき

  • 外国で働くのはなんとなくかっこいい。
  • 韓国の仕事に興味があるけど、給料とか勤務時間はどれくらい?
  • 実際に韓国で働いた人の話を聞いてみたい

そんな疑問や悩みにお答えします。

この記事を読むと、自力で韓国で仕事を探すのはやめた方が良いという事が分かります。

今回は5年間韓国のソウルで働いた事がある僕が韓国で働いた経緯、給料、待遇などについて話をしていきます。

外国で働くことに対して憧れを持っている方や、外国語を習得してそれを活かしたいと思う方も多くいると思います。

ただ現実はそれほど甘くないというのが現実です。

ただ仕事において日本とは違う点もあり、良い点もありましたのでそういう点についても書いていきたいと思います。

 

ワーホリビザをとって韓国・ソウルに渡航

まず僕が韓国で働くようになった経緯から少しお話します。

ワーホリビザを取得して韓国に行くまで

僕は大学卒業後、しばらくアルバイトをして東アジアと東南アジアを旅行していまいた。

ちょうどその時に韓国人と出会って友達になりました。

その人は女性だったのですが、彼女ともっと仲良くなりたいと思って韓国語を勉強しに留学することになったのです。

語学学校は2年間通って卒業し、一旦は帰国をしました。

帰国したものの、彼女の事が忘れられず再びワーホリビザ(ワーキングホリデービザ)を取得して再度ソウルに渡りました。

韓国・ソウルで仕事がみつかるまで

ただ韓国に来たのはいいものの仕事の当てがあるわけでもありません。

無料のタウン誌などを見ても日本人ができるような仕事はのっていないですし、韓国人の友人に聞いても、そんな都合のいい話はありません。

1ヶ月ほど経ってもアルバイト一つ見つからず「もう日本に帰ろうかな…」と思っていた時に、一緒に勉強をしていた知り合いから連絡が入って「日本人を探している会社があるけど一回面接受けてみないか」という誘いがあったのです。

藁にもすがる気持ちでその会社の面接を受けて、なんとか採用となりました。

その会社は日本人向けの韓国情報を提供する情報サイトを運営している会社で日本人スタッフがいなかったので、ちょうど探していたという事でした。

こんな運もあってか、それから5年間その会社でお世話になることになりました。

 

韓国で働く事・生活する事の辛さ

悩んでる人

ただその会社に就職できたからといって良かったね、というものではありません。

就職が決まるまでの1ヶ月間もつらかったですが、働いていく中でもかなりの辛さはありました。

人間関係

なんといってもきついのは韓国人スタッフとの人間関係です。

その会社では日本人スタッフは僕を含めて2人、あとは全員韓国人スタッフでした。

仕事をしていく上で意見が食い違うのは当然ですが、僕が「ここは違うんじゃない?」という事を言おうものなら、周りのスタッフが集まってきて「いや、それは日本的な考え。ここは韓国だからこっちの指示に従って」と言ってくるのです。

多勢に無勢なので最終的にはこちらが折れて、その通りにするのですが、そのような事が何度も続くとさすがに相当ストレスがたまってきます。

仕事を離れれば仲良く食事に行ったりもする関係ですが、仕事の面ではとにかく日本人に対する敵対心みたいなものがあって「絶対に負けてはいけない」というような目に見えないプレッシャーがあります。

韓国の会社では残業が当たり前

勤務時間に対する考えもかなりルーズです。

韓国の全ての会社がどうかはわかりませんが、僕が勤めていた会社は残業ありきで働いている会社で毎日3時間くらいは普通に残業をしていました。

納期の締め切りがあるような仕事の場合は、深夜0時を超えて3時頃まで全員残って仕事をしたということも何度かあります。

その分残業代が付けばまだ話はわかりますが、一切残業代は付きません。

日本の場合は「月45時間分の固定残業代制」という制度を採用している会社もありますが、韓国ではそんな制度もありません。

定時以降に働いた分に関しては100%サービス残業になります。

社長は絶対的存在

また社長の権限は絶対的なものでそれに背くことはできません。

その場の思いつきで様々な事を決定し、それに従うのが絶対となります。

ただ日本と違うと感じたのは、日本の場合は絶対に反発をする人が出てくるのですが、韓国の場合は不思議と社長の意見に誰も反対しないのです。

僕が働いていた頃には、

  • 朝1時間早く出社して会社全員でマラソンをする
  • サッカーチームを作って大会に出場する
  • 事務所の半分を解体して卓球ルームにする

など中にはとんでもない無茶な提案もあったりしましたが、それに反対する人を一度も見た事がありません。

雰囲気としては「それが当然」というようなもので、さすが目上の人を敬う儒教精神が根付いたお国柄なんだなという事を実感しました。

それがいいか悪いかは別として、日本人的な考えが強い僕としては、それに従っていかないといけない事がめちゃくちゃ苦痛でもありました。

飲み会が多い

仕事以外にもきついものがあります。

それが飲み会。

韓国の会社は何を考えているのか、月曜日から飲み会があります。

これも社長が「今日は飲み会」と言えば原則全員が参加しないといけません。

韓国の飲み会はマジで半端なく、3次会4次会まであるのが普通。

  • 1次会 食事
  • 2次会 ホープ(ビールメインの居酒屋)
  • 3次会 カラオケ
  • 4次会 焼き肉or鍋

終わるのが朝の4時とか5時とか普通にあります。

それで一旦帰って、シャワーを浴びて再び会社に行くということも何回もありました。

しかも相当お酒も入りますので、翌日(というか当日)はもうヘロヘロで仕事になりません。

何かと不便が多い

仕事ではありませんが、韓国で生活するという事になると様々な制約に出くわすこともあります。

一番不便を感じたのはやっぱり携帯電話の契約ですね。

僕が働いていた時期は外国人は携帯電話の契約が一切できなくなっていたので、仕方なく友人に携帯の契約をしてもらって支払いをしていました。

現在はそのあたりの整備もされ、外国人登録証があれば登録できるようにはなりました。

それ以外にも病気になった時の保険はどうするのかとか、家の契約をする時にかなりの額の保証金が必要だったり、不便を感じた事が多くありました。

 

韓国で働いた際の労働時間・給与について

韓国で働いていた時の労働条件も見てみましょう。

  • 年間休日は90日程度
  • 定時は9時~19時
  • 手取り12万円程度の給料
  • 保険加入がない会社もある

1週間の休みは毎週1回日曜日のみ。

定時は9時から19時で毎日3時間ほどの残業が常習化。

日本でいうところブラック企業なみの労働条件です。

これで手取りが12万円という日本でいえば、まさにワーキングプアのような生活をしていました。

しかも社会保険にも加入してもらえない場合もありますし(僕が勤めた会社はそうでした)、もちろん年金制度なんかはありません。

僕の場合は韓国で働きながら、毎年帰国した際に1年間分の国民年金を支払っていました。

生命保険などにももちろん入れないので万が一大きな病気になった時の不安はいつもついていましたし、歯医者なども基本的に全額負担で支払いをしていました。

次第に「ここまでして外国での仕事をしたいのか?」というような自問自答をするようになり、最終的には「将来の事を考えるのであれば日本で働いた方が絶対いいよね」という答えが出てきてしまいます。

結局僕も日本に帰って仕事をするようになりました。

 

韓国で働くメリット

ただ外国で働くという事は人生にとってマイナスではないことは事実です。

それに韓国で働いていて、絶対に日本ではできないような経験もいくつかしました。

僕が韓国で働いてよかったと思うことは以下のようなことです。

  • 人生経験になる
  • 仕事はゆるい
  • 声優なども経験した
  • イ・ビョンホン、クォン・サンウなどの芸能人にも会える(場合がある)

人生経験になる

まずなんと言っても人生にとっていい経験になります。

正直、もう韓国で働く気はさらさらありませんが、だからといって韓国で働いた事がマイナスだったかというとそうでもありません。

韓国人や中国、アメリカ、カナダ、オーストラリアの友人もでき、人と交わる事によって色々な価値観を学ぶ事もできました。

それは人生を豊かにするものに違いありません。

仕事がゆるい

業務時間は長いですが、それでも仕事をしていてそこまで苦痛には感じませんでした。

それはやはり仕事をする雰囲気が日本と比べるとゆるいところがあるからだと思います。

仕事中に普通におしゃべりをしていても問題ないですし、好きな時に飲み物やお菓子も食べられますし、休み時間はプレステなどでゲームをしたり。

「ここは本当に職場?」

なんて思ったりもします。

社長も一緒に遊んだりするので、白熱して「昼休み2時まで延長!」なんて事もよくありました。

欧米の人が「日本人は働きすぎ」なんて言われますが、外国で働いてから日本で働くとホントにそうだなってことを実感します。

意外な仕事の依頼をされる事がある

韓国で働いていると、たまに本業以外の仕事を依頼される事があります。

僕だとこんな仕事を頼まれた事がありますよ。

  • 日本発売向けの韓国ドラマDVDの吹き替え
  • 日本発売向けのゲームの翻訳
  • 旅行雑誌のコーディネート
  • 韓流スターのインタビューの通訳

1回そういったつながりができるとそこからの紹介で色々なつながりができて、日本にいたら絶対に経験できないような仕事もしました。

自分が通訳をしたインタビューの記事が雑誌に掲載された時はなんだかすごく嬉しかった覚えがあります。

(ただ通訳の際、1ヶ所だけ間違って通訳をしたと後から気付いた所があって、その箇所だけは怖くて読めずに、飛ばして読んでいます…)

こうして振り返ってみると、自分の中では意外と楽しかったという記憶の方が大きいですね

もし保険、年金、給料などが日本と同じか、もしくはそれに近い水準だった場合は、もしかしたら今でも韓国で働いていたのかもしれません。

 

ただしコネがない限り韓国で働く事は不可能

僕の場合は人との出会い、タイミングなどが合って韓国で働く事ができましたが、ただ実際はそんな都合よく働き口が見つかる事はありません。

外国人が韓国で働こうと思ったらとにかくコネが大事です。

僕が依頼された仕事も100%紹介できたものばかりで、自分から探したものは一つもありません。

何も土台もない人が韓国語ができるからと言って、いきなり韓国に渡ったとしても仕事に就ける可能性は限りなく0%に近いのが現実です。

ワーキングホリデーのビザを取得して韓国にとにかく行ってみるという考えはとりあえずは捨てた方が無難です。

 

どうしても韓国で働きたい人はどうすればいい?

ただ中には

「どうしても韓国で働きたい!!」

という人もいるかもしれませんので、僕の経験から「韓国で働ける可能性があるならこの方法で」というものをお伝えしたいと思います。

日本で韓国語を使う仕事を探す

「韓国語を使う仕事をしたい」という事であれば、何も韓国で働く事が全てではありません。

僕個人としては韓国で働くのであれば「日本で韓国語を使える仕事を探す」ことを強くオススメします。

日本でも探せば韓国語を使う仕事というのは見つかります。

韓国語教室のスタッフ、空港スタッフなど、韓国語を話せる人を求めている企業も少なくありませんので、そういった所を探してみるのもいいと思います。

求人を探すならリクナビネクストがいいと思います。

リクナビネクストは登録するとたまに企業からスカウトメールが届く事があります。

僕もこれまで数回、韓国語ができる人が必要という内容のメールをいただきましたので、登録をして韓国語ができるという事をアピールしておけばそういった機会も出てくると思います。

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語学留学をしてコネクションを作る

「どうしても韓国で働きたい!」という強い意思がある場合は、それを止めはしません。
それも立派な夢だと思います。

その場合は、可能であれば韓国の語学学校に留学してみましょう。

留学をして、しばらく韓国で生活をするという事はコネクションを作る上でかなりいい手段になります。

ある程度韓国語ができるのであれば、1学期(約3ヶ月程度)でも学校に通って友人を作り交友関係を広げていきましょう。

僕が学校に通っていた頃もそうでしたが、学校中にはとんでもない韓国人とのつながりを持った人がゴロゴロいます。

そういった所から仕事を紹介される事もありますので「韓国語を学んでそのまま仕事をしたいと思っている」という事を猛アピールしていくことによって道が開ける場合があります。

また語学学校には掲示板があって、たまにですが求人の案内が出ている場合もあります。

正社員の求人はあまりありませんが、アルバイトの募集は一定の頻度であります。

現地法人がある会社、韓国法人の会社に転職する

どうしても韓国での就職を目指すという方は、転職エージェントに登録し、韓国での就職を目指しているという事を相談するのがいいと思います。

僕は日本での就職希望でしたのでじ応募はしませんでしたが、韓国出向の可能性がある企業の紹介もされたこともあります。

すぐに海外に行けなくとも、韓国の現地法人がある会社や韓国法人の会社に転職する事によって限りなく韓国で働く可能性は高まっていくはずです。

 

海外への就職を目指す際におすすめの転職エージェント

海外での就職を目指す際にオススメの転職エージェントはJACリクルートメントとリクルートエージェントです。

JACリクルートメント

JACリクルートメントは海外企業・外資系企業に強い転職エージェントで、先ほど紹介を受けた企業もJACリクルートメントからのものでした。

海外での就職意欲が高い場合はキャリアアドバイザーの方が企業に「こんな人材がいますよ」と積極的に売り込みをしてくれますので、可能性はそれなりにあります。

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リクルートエージェント

リクルートエージェントは業界最大手の転職エージェントです。

転職エージェントでは最大の20万件の求人データを持っています。(ちなみに2位は「doda」の10万件)

20万件もの求人情報がある訳ですから現地法人がある企業や、韓国法人の企業も何件かあります。

まずはそういった企業へ転職をして、そこから韓国就職への道を切り開いていくのが最も現実的で堅い方法だと思います。

実際に僕が韓国の語学学校に通っていた際も、日本から出向で働きに来ていたビジネスマンが1クラスに1人~2人はいました。

いきなり韓国に行って保険や年金などがないというリスクを背負って働くよりも、福利厚生が充実している企業に転職をして韓国に出向していく方が絶対にいいに決まってます。

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現在はこういった転職エージェントのサービスも利用できますので、うまく韓国で働ける道を探していくといいですよ。

まとめ

韓国で働いた事はとても貴重な経験だと思いますし、その事に関しては悪い印象はありません。

外国で働く事は自分の価値観を広げていくこともできますし、そういった機会があればぜひ挑戦していってほしいです。

ただ現地採用の場合は、保険や年金など老後の生活に関わってくる問題も出てきますので絶対に辞めましょう。

もし挑戦したいのであれば「日本で韓国への出向の可能性がある企業に転職をしてその時を待つ」のが最も良い方法になりますよ!

 

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