ハローワークの求人はやばい?第二新卒がハロワを利用するメリットや注意点を解説

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ハローワークの求人はやばい?第二新卒がハロワを利用するメリットや注意点を解説
  • ハローワークはやばいって聞いたけど、本当?
  • 第二新卒としてハロワを利用するメリットを知りたい。
  • ハローワークで求職活動をしている人の経験談を知りたい。

既卒、第二新卒で就職活動、転職活動を始めようとした時、ハローワークを検討される人は多くいますよね。

しかし、「ハローワークの求人はやばい」なんて言葉を目にした方もいるんじゃないでしょうか?

ハロワを利用した就職は全てではないものの、「ハロワを使って失敗だった」と思われがちなのは事実です。

ユウ
ユウ

「ハロワ求人で就職したけどブラックな会社で失敗した…」という人は少なくありません。

本記事では、「ハローワークの求人は本当にやばいのかどうか?」を徹底解説していきます。

ハローワークを利用するメリットやデメリットのほか、利用するポイントについても触れているので、参考にしてみてください。

ハローワークの求人が『やばい』と言われる理由

なぜ、ハローワークはやばいと言われているのか?

やばいと言われる主な理由は、以下の6つです。

  • 求人情報の信頼性が低い
  • 大手や有名企業の求人が少ない
  • カウンセラーによりレベルに差がある
  • ブラック企業の求人が多い
  • 利用者のサポートが不十分
  • 転職後のミスマッチが生じる可能性

ハローワークの利用を検討されている方は利用するか判断材料にしてくださいね。

ハロワは求人情報の信頼性が低い

ある程度の基本情報は掲載されていますが、企業の実態や働きやすさ、給与の詳細などが不明瞭な場合が多いのが実情です。

ハローワーク経由での就職活動では、十分な情報収集と企業リサーチが必要となります。

ユウ
ユウ

ハロワの求人票にはざっくりとした内容しか書かれていない場合が多いです。

具体的には、以下の方法で情報収集をしてみると良いでしょう。

  • 企業のwebサイトを確認する
  • ハローワークの職員に聞く
  • 転職サイトの口コミを確認する

特に口コミは、実際に働いている方や経験された方の意見なので、より参考になるかもしれません。

一部、偏った意見等もあるので、鵜呑みにしないよう注意は必要です。

ハロワは大手や有名企業の求人が少ない

ハローワークに掲載されているほとんどの求人が、地元の零細企業から小企業のものです。

多くの大手や有名企業は、専任のリクルーターや採用サイトを持っているため、ハローワークを主な求人媒体として使用することは基本的にありません。

ハローワークは無料で求人が出せるので小さい企業でも気楽に募集ができるのが企業側のメリット。

ただ大手の企業はハローワークを通して応募してくる求職者の質が高くないことを知っているため、ハロワを使うことはあまりないのです。

そのため、大手を希望される場合は、他の求人サイトやリクルーティングイベントへの参加が必要となります。

もともと大企業には興味がない、地元で就職したいという方にはハローワークは向いていると言えるでしょう。

ハロワのカウンセラーによりレベルに差がある

ハローワークでは基本的には端末を使用して自分で求人検索をしますが、希望があればカウンセラーのアドバイス(職業相談)を受けることも可能です。

ただ、注意しておきたいのがハローワークの職員は非正規雇用の職員が半数以上を占めているということ。

カウンセラーの中には専門的な資格を持ち、多くの経験を積んでいる方もいれば、初心者のカウンセラーも存在します。

非正規雇用だからハズレというわけではないですが、経験豊富なカウンセラーがそこまで多くないので、レベルには差が出てきてしまいます。

したがって、人によっては第二新卒のニーズに対する理解が乏しかったり、情報提供の仕方が異なることがあります。

運営の仕組み上仕方のないことですが、もし、担当のカウンセラーが合わないと感じたら、一度出直して他のカウンセラーのアドバイスを受けてみるといいでしょう。

ハロワはブラック企業の求人が多い

ハローワークには条件が厳しい、あるいは働き方に問題があるとされる「ブラック企業」の求人も散見されます。

その理由は以下の3つが挙げられます。

  • 企業側も無料で利用できる
  • どんな企業でも申請があれば、基本受理する
  • 求人掲載の審査が緩い

ハローワークは国(厚生労働省)が運営しており、無料で求人の掲載が可能です。

そのため業績が低迷していたり、慢性的な人手不足の問題を抱えている企業も求人しやすいと言えます。

一般的に、ネット上でよく見かける求人サイトに掲載するには、数十万ほどの費用がかかるので、広告費に余裕のない企業には掲載しやすいわけですね。

そのため、ハローワークは求人掲載のハードルが低く、ブラック企業の求人が多く掲載されてしまいます。

『年齢不問』や『未経験大歓迎』などと記載されている求人があれば、カウンセラーに聞いたり、面接時の質問などで、企業の実態を探ることが大切です。

注意すべき求人の例

ハロワの求人票に以下のような記載がある場合は、あまり待遇がよくない企業の可能性が高いので気をつけましょう。

  • 残業が固定残業制…長時間残業がある
  • 完全週休二日制でなく「週休二日制」…土曜日出勤が多い
  • 年間休日100日以下…祝日出勤が基本
  • 常に掲載されている企業…労働環境が悪く従業員が定着しない

ハロワ利用者のサポートが不十分

ハローワークは多くの求職者をサポートしているため、一人ひとりに対するフォローやアフターケアが不十分な場合があります。

人員不足や多様なニーズへの対応、相談や面接などの時間制約などにより、不十分と感じることがあるかもしれません。

公的機関だからといって安心して利用していると、思った対応と違うなどトラブルの元になりかねません。

ハローワークは一つの手段であるため、他の情報源やサポート機関と組み合わせて活用することも必要です。

ハローワークだけでなく複数の情報源を活用し、サポートの幅を広げましょう。

転職後のミスマッチが生じる可能性

求人情報は企業から提供されており、事実確認等はあまりされずに掲載がされるケースがほとんど。

そのため、情報の正確性や詳細さにはバラつきがあります。

職業相談で仕事を紹介される場合もありますが、ハローワークのカウンセラーも全ての業界や職種の詳細な情報を持っているわけではないため、適切なマッチングを行うことが難しいのが現実です。

就職や転職後に聞いてない条件などが発覚することもあるため、実際の面接や面談などで、業務内容や雇用条件をしっかりと確認しておきましょう。

ユウ
ユウ

企業は都合の悪い条件をぼんやりと記載して隠そうとします!

掲載されている求人情報のみをうのみにしてしまうのは危険です。

第二新卒のハロワの利用はどうなの?

ハローワークの利用は、第二新卒の就活において一つの有効な選択肢です。

厚労省の『令和2年の転職者実態調査の概況』のデータによると、ハローワーク等の公的機関を利用した第二新卒者は、15〜19歳が38.0%、20〜24歳が34.0%と3割以上が利用している状況です。

令和2年転職者実態調査の概況 – 個人調査・転職について

厚生労働省HP

他の年齢と比べても決して低い水準とはいえず、就活の有効な手段として活用しているのがわかります。
ただし、より幅広い求人情報や大手企業を希望する場合には、他の転職サイトとの組み合わせが望ましいでしょう。

第二新卒がハローワークを利用するメリット

次に、ハローワークを利用するメリットについて解説していきます。

メリットは以下の3つです。

  • 利用料金がかからない
  • 就活イベントやセミナーに参加できる
  • 選択肢が増える

メリットを有効活用することで、自身の就活を効率的に、かつ成功する確率を高めることができるかもしれないので、メリットを存分に活用しましょう。

利用料金がかからない

ハローワークは完全無料で利用可能です。

求職者に対して職業情報を無料で公開しており、在職中でも求人検索やキャリアカウンセリングなどのサービスを受けることができます。

利用するにあたり、求職申込手続きをする必要はありますが、企業に情報が漏れたり、必ず職業相談をしなければならないわけではないので、気軽に登録しておくと良いでしょう。

転職希望者にとっては負担なくキャリアサポートを受けることができるので安心です。

就活イベントやセミナーに参加できる

就活イベントやセミナーに参加することにより、直接企業とコンタクトを取るチャンスを得られるとともに、就職活動に関する有益な情報を得ることができます。

具体的には、地域によって異なりますが、さまざまな業界・職種の企業が参加し、説明会や面談会を会場、またはオンラインで開催します。

場合によっては、企業担当者と連絡先を交換することも可能です。

また、エントリーシートの作成講座や面接対策など、準備に関するサポートも充実しています。

基本的には無料で参加することができます。

就活イベントやセミナーを上手く活用することで、効率的かつ有意義な就職活動を展開することが可能と言えるでしょう。

選択肢が増える

多岐にわたる職種や業界の求人情報を得ることができるため、より多くの選択肢の中から自分に合った職を選ぶことが可能です。

選択肢が増えることで、自身の新たな可能性にも気付ける良いきっかけにもなるかもしれません。

ユウ
ユウ

めちゃくちゃ条件が良いホワイト企業の求人が掲載されていることも、実は結構あります。

逆に選択肢が多くて迷われてしまう方もいるかもしれないので、そんな時はカウンセラーに相談しましょう。

これまでの経験や能力、希望を客観的に判断し、適した職を提案してくれます。

相談することで、自身の歩みたいキャリアや希望に合った職を見つけることができるでしょう。

第二新卒がハローワークを利用するポイント

ここでは、ハローワークを利用するポイントを抑えておきましょう。

ポイントは以下の3つです。

  • 利用する目的を明確にする
  • カウンセリングサービスを最大限に活用する
  • ハローワーク以外の情報源も併用する

ポイントを押さえておくことで、スムーズに就活を行うことができるでしょう。

利用する目的を明確にする

明確な目的を持つことで、多岐にわたる情報の中から、自身に合った求人情報を迅速に見つけることができます。

就活時期の時間はとても貴重です。

漠然と利用していると、時間を無駄にしてしまったということにもなりかねません。

ハローワークを利用する際は明確な目的を持って利用しましょう。

職業相談を最大限に活用する

就活において、自身のキャリアや職種選びの方向性など、悩むことは多くあるでしょう。

そんな時は、職業相談のサービスを利用することで、自身の強みや関心を活かせる職種を見つけることができるかもしれません。

客観的に見てもらうことで、自身の気づかなかった強みを発見できるかもしれないので最大限活用していきましょう。

ハローワーク以外の情報源も併用する

ハローワークだけに依存せず、業界特化型の求人サイトや転職エージェントなど、他の情報源も併用しましょう。

さまざまな情報源を活用することで、より多くの選択肢とチャンスを増やすことができます。

就活を成功させている人は、複数の就活サポートを利用している傾向があるため、視野を広げると、良い就活ができるでしょう。

ハローワークを利用した人の実際の口コミ・評判

ここでは、ハローワークを実際に利用した人の口コミ・評判をご紹介していきます。

地域によって差があるので、必ずしもご自身の地域に当てはまるとは言えませんが、参考になるかと思います。

ハローワーク利用者の良い口コミ

ハロワ求人を探しやすい

どんな風に仕事を見るのか全く知らないまま使ってみたのです。中身は自分の年齢や休みの希望などを打ち込み探すと言うものでした。さらさらと流しながら見ていてもどんな職なのかがはっきりとわかり、更に詳しく見ると望む情報が見れました。とても見易く、自分に合った、望んだ仕事を絞ることが出来たので仕事を見つけやすかったです。

地元での転職活動に有利です

大企業の求人は他の転職サービスと比べて少ない気もしますが、その分地元企業の求人が充実していて探しやすかったです。サービスの質はあまり良くないという口コミが多かったのでその辺は期待していませんでしたが、地元の求人状況に詳しく転職活動に役立つ情報を色々と教えてもらえて助かりました。

ハローワーク利用者の悪い口コミ

職員によります

私の居住地域にあるハローワークでは職員の質がバラバラです。すごく一生懸命な人と対応が雑だなぁと感じる人など。
職員の人と話してみたら、窓口で対応しているのは8割非常勤職員だと聞きました。働いている人自体の雇用が不安定なようですし、対応が悪いのも分かる気がしました。

ハローワークの方は感じが良かったのですが…ご紹介された企業が…

ハローワーク利用は初めてです。ハローワークの方の対応は良かったです。
しかし、ご紹介された企業が…パワハラを行う企業でした。
ハローワークの方は前職で本社にご挨拶に行かれた事があり本社は良い所でお勧めとの事で安心して入社しました。が入社してすぐにおかしいと思う事があり、ネットで調べた所、パワハラで結構な口コミが投稿されてました。

ここで掲載したのは当サイトが独自調査したハローワークの口コミです。

先入観にとらわれず、ご自身の地域のハローワークを一度利用してみると良いでしょう。

ハローワークを有効活用して就職、転職を成功させよう!

今回はハローワークの求人、利用することのメリットや抑えるべきポイントについて解説してきました。

ハローワークの運営上、ブラック企業と言われる劣悪な募集案件が入ってきてしまうのは事実かもしれません。

しかし、無料で利用できることや親身に相談に乗ってくれる相談員がいるのもまた事実です。

ネット上では、不安を煽るような情報もあり、心配になられてしまう方もいるかもしれませんが、ハローワークはあくまで良い就活をするための手段の一つとして、捉えると良いでしょう。

他の転職サイトや転職エージェントも利用しつつ、ハローワークでも情報収集をしていくのが就職や転職成功への近道といえます。

第二新卒として、新たなスタートをきれるきっかけになれば幸いです。