【職歴半年でもOK】第二新卒の職務経歴書の書き方とコツ丨丸パクリテンプレートあり

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【職歴半年でもOK】第二新卒の職務経歴書の書き方とコツ丨丸パクリテンプレートあり
  • 半年しか働いた経験がないけど、職務経歴書は何を書いたらいい?
  • 職歴半年でも企業ウケの良い職務経歴書を書くコツやポイントを知りたい
  • 自分のスキルや価値を正当に評価してもらいたい

転職活動が成功するかどうかを左右すると言ってもいいのが職務経歴書です。

ただ経歴が3年、5年あるのであれば良いのですが、第二新卒の場合だと入社して半年程度で就職活動を始める場合もありますよね。

ユウ
ユウ

「経歴が半年しかなくて、何を書いたらいいかわからない」と悩む人はとても多いです。

そこで、今回は職歴が半年間しかない第二新卒のための職務経歴書の書き方やコツについて解説していきます。

職歴が短いと、

  • 何をどうアピールすれば良いのか
  • そもそもアピールできるものがない

などさまざまな悩みが出てきますよね。

しかし、アピールのポイントさえ押さえれば、採用の確率をあげる職務経歴書を書くことができるんです!

職務経歴書は面接の前には必ず提出するものなので、しっかりと作り込んでおきましょう。

この記事では、現役の人事担当の僕が、職務経歴書の書き方やコツを具体例を用いて解説します!

職歴が短くても、採用担当者にウケの良い職務経歴書を書くことができるようになりますので、ぜひ最後まで読んでください。

職歴半年の第二新卒が職務経歴書でアピールするポイント

新卒で企業の中核を担うような仕事をすることは稀なので、「職歴半年の第二新卒がアピールできるポイントってなに?」と思いますよね。

でも経験が短くてもアピールできるポイントはあるので、確認していきましょう。

第二新卒が職務経歴書でアピールするポイントは以下になります。

  • 新人研修で受けた内容
  • 半年間で経験した具体的な業務内容
  • 業務上で工夫した点や改善点

職歴が短い第二新卒がアピールできるポイントを具体例を用いて解説しているので参考にしてみてください。

新人研修等で受けた内容

まずは新卒入社時に実施された新人研修の内容を書き出してみましょう。

ユウ
ユウ

採用担当者は新人研修でどんなことを学んだのか、必ず確認します。

以下が具体例になります。

  • 業界の基本知識と事業内容
  • 営業技術やプレゼンテーションスキル
  • ビジネスメールや報告書の書き方
  • 名刺交換のマナー

研修内容は企業によって異なるので、細かく記載するだけで好印象です。

企業にとっては基礎的なマナーが身についていると教育の手間が省け、早期戦力化が期待できるため大きなアピールポイントとなるでしょう。

半年間で経験した具体的な業務内容

半年間で経験した業務に関しても具体的に記載していきましょう。

ユウ
ユウ

数字で伝えられるところは数字を用いると、採用担当者に伝わりやすくなります。

具体的には以下の通りです。

業務内容
商品管理:200以上の新商品登録を担当し、週に平均30点の在庫チェックと発注処理を実施。
カスタマーサポート: 月平均150件の顧客からの問い合わせ対応を行い、98%以上の顧客満足度を維持。
営業サポート:50社以上の新規顧客開拓をサポートし、10件の大型案件での提案資料作成と商談アシスタントを経験。

どのくらいの作業量をこなせるのかがわかり、面接官が抱くイメージも大きく変わるでしょう。

具体例を参考に業務内容を振り返ってみてください。

業務上で工夫した点や改善点

業務上で、自分なりに工夫した点や改善点を記載していきましょう。

自分なりに考えて行動できたことが大事なポイントです。

先ほどの例をもとに、工夫した点や改善点を具体的に書いていくと以下のようになります。

業務上で工夫した点や改善点
商品管理:200以上の新商品の特徴や仕様を迅速に把握するために、独自のチェックリストを作成
カスタマーサポート: 顧客からの問い合わせを迅速に解決するため、よくある質問とその回答をまとめたFAQ文書を作成
営業サポート:最新の業界トレンドやニュースを取り入れて提案資料を作成

どんな小さなことでも良いので、伝えられると評価につながります。

周りからの反応や自身の工夫点が採用された事例としてアピールできると、尚良いでしょう。

職歴半年で職務経歴書に書くことがない場合の対処法

職歴が短いことで、いざ職務経歴書を書き始めようと思っても、手が止まってしまう方もいるかもしれません。

そんな方は以下の内容を意識しながら書いてみましょう。

  • 採用担当者は実績を求めていない
  • ブランクがある場合は実施していることを書く

手が止まってしまう理由として、自身の実績ばかりに注目してしまったり、ブランク期間に不安を感じてしまう方が多いんじゃないでしょうか

この章の内容を参考に、自身の職務経歴書を書いてみましょう。

採用担当者は実績を求めていない

そもそも採用担当者は職歴半年の第二新卒者に対して、実績を求めていません。

ユウ
ユウ

できなくて当然ぐらいの感じで見ているので、そんなに心配することはないですよ!

重要なのは自分がこれまでにどんな課題や困難に直面し、それをどう乗り越えたのか、そしてその経験から何を学び、今後どのように活かしていきたいのかを伝えることです。

営業職での例えで言うと以下のようになります。

「コロナウィルスの影響により対面での商談が難しくなりました。そこで、デジタルツールを利用したオンラインでの提案方法を実施。 これにより、リモートでも価値を伝え、成果を出す新しいスキルを身につけました。」

実績よりも、その背景にある経験や成長の過程をしっかりとアピールすることで、第二新卒としての独自の価値をしっかりと伝えることができるでしょう。

ブランクがある場合は実施していることを書く

ブランク期間のある場合は、そのブランク期間の理由を正直かつ前向きに説明することが大切です。

例えば、転職活動やスキルアップのための資格勉強、家族のケアなど実施したことがあれば伝えましょう。

ブランク期間中に転職活動していたのなら、志望企業に「自分の希望に合った企業を見つけたため応募した」と言い換えることができます。

ブランク期間中に実施していたことを、そのまま志望企業への熱意として伝えるとなお良いです。

職歴半年の第二新卒が職務経歴書を書くコツ

第二新卒という立場は、スキルや実績が少ないのは採用担当者も理解したうえで募集をしています。

これまでに実績や経験があるに越したことはありませんが、第二新卒には実績や経験以外に以下のようなことも求められています。

  • 仕事に対する熱意
  • 人柄
  • ポテンシャル
  • 最低限のスキル

ここでは、採用担当者が第二新卒に何を求めているのかを知り、適切な職務経歴書を書く際のコツを解説していきます。

仕事に対する熱意

採用担当者は仕事に対する熱意を確認します。

前職同様、すぐに辞めてしまわないかを判断するためです。

具体的は以下の通りです。

「事務職としてのスキルを高めるため、Excelのオンライン講座を受講し、データ管理や処理のスキルを磨いています。これにより、業務効率化に貢献することを目指しています。」

ほかにも、仕事に関連した本を購入し実践していることやニュースをチェックしているなど、何かしら行動していることがあれば伝えましょう。

志望企業に入社したときのことを考え、仕事に対する熱意を伝えることをアピールできれば、好印象を与えることができるでしょう。

人柄

採用担当者は求職者の人柄もよく見ています。

求職者の人柄を知ることで自社とのマッチ度を図るためです。

ユウ
ユウ

面接官は面接をしながら、入社した際にうまく人間関係を作っていけるか等も考えています。

人柄に関する要素は、具体的なエピソードや実績を交えながらアピールしていくと良いでしょう。

例えば、「半年間の経験の中でも学ぶ姿勢は忘れず、新しいことにチャレンジしてきました」、「問題が起きた時は、適切に処理できるよう報連相を意識してきました」など。

自身の行なってきたことを正直に伝えるだけでも、十分に人柄は伝わります。

採用担当者に自身のことをしっかりと知ってもらいましょう。

ポテンシャル

第二新卒の転職活動において、実績よりもポテンシャルが評価されることが多いのが事実です。

ポテンシャルは、将来的な成長性を見る重要な要素です。

『与えられた業務以外に自身で考え行動できるか』『異なるチームやプロジェクトでも環境の変化に対応し、課題に対処できるか』など、入社後の成長や活躍が期待のできる人材を求めています。

半年の経験の中でも、自身の強みや意識してきたことを素直に伝え、ポテンシャルがあることをアピールできると良いでしょう。

最低限のスキル

経験が少ない中でもアピールできるスキルがあれば、伝えていきましょう。

ちょっとしたことでも、言語化できると評価につながります。

最低限のスキルの例は以下になります。

  • 報告
  • 連絡
  • 相談のできるコミュニケーション能力
  • 名刺交換のマナー
  • ExcelやWordなどのパソコンスキル

これらはあくまで一例ですが、特定の職種や業界で求められるスキルは異なるため、具体的なポジションに合わせたスキルを把握しておきましょう。

それを基に習得したスキルを伝えていくことが大切です。

職歴半年の第二新卒が職務経歴書を書く際の注意点

ここでは経験の少ない第二新卒がやってしまいがちなミスや文章を書く際の注意点を解説していきます。

具体的な内容は以下になります。

  • 職歴なしとは書かない
  • わかりやすさと見やすさを重視
  • ありのままを書く

注意点を考慮しつつ、採用担当者に伝わる職務経歴書を書いていきましょう。

職歴なしとは書かない

書くことがなくても職務経歴書に「職歴なし」と書いてはいけません。

経歴が半年だとなかなか書くことが見つからず、職歴なしと書いてしまいがちです。

ユウ
ユウ

「職歴なし」と書かれていると何も判断材料がなくなってしまうので、その時点で選考から漏れてしまうんです…。

企業にとっては人材を見極める重要な要素となるので、小さなことでも必ず記載するようにしましょう。

わかりやすさと見やすさを重視

職務経歴書を書く際は、わかりやすさと見やすい文章を心がけましょう。

採用担当者は年間で数十人〜数百人の職務経歴書を見ているので、見る側のことを考慮しましょう。

わかりにくく、見づらい文章はそれだけでも書類選考に落ちてしまう可能性があります。

文章を作成する際は以下の点を意識してみましょう。

  • 要点は簡潔に
  • 箇条書きを利用する
  • 1つの段落につき、伝えたいことは1つに絞る
  • 話題が転換する際は改行を用いる
  • PREP法(結論・理由・具体例・結論)を用いる

読み手を意識した文章にすると、配慮のできる人という見方をされるので印象は良くなるでしょう。

ユウ
ユウ

見やすい文章はそのまま業務上の資料を作成するスキルにつながるので、かなり評価が高くなりますよ!

ありのままを書く

自身の経歴はありのままを書くようにしましょう。

短い経歴期間であっても、実際に経験した業務内容や成果、チャレンジを正直に伝えることが重要です。

過度に経歴をアピールすることは、逆効果になる可能性があります。

先述したように、経歴の短い第二新卒に求められるのは仕事に対する熱意や人柄、ポテンシャルです。

素晴らしい実績がなくても、基礎的なマナーができているというアピールをするだけでも十分効果的なため、ありのままを書くよう意識してみてください。

第二新卒の職務経歴書のテンプレート

ここでは、経験の少ない職歴半年の第二新卒がどのように職務経歴書を書いたら良いのか具体例を紹介します。

経験が少ないと、一から書き上げるのは大変な作業になるので、具体例を参考に書き出してみましょう。

今回紹介する職種は以下のとおりです。

  • 営業職
  • 販売職
  • 事務職

ご自身に近い職種のものや部分的に利用できそうな文章を利用してみてくださいね。

営業職用:第二新卒用職務経歴書テンプレート①

職務経歴書

2023年〇月〇日 氏名: 〇〇

【職務概要】
大学卒業後、半年間、〇〇化学株式会社にて営業職として活動してきました。 主に化学製品のBtoB営業を担当し、新規顧客開拓と既存顧客のフォローアップを行いました。

【職務経歴】
20〇〇年△△月~現在 〇〇化学株式会社 営業部
・事業内容:化学製品事業、樹脂製品事業、機能製品事業
・資本金:〇〇百万円 売上高:〇〇百万円(20△△年)従業員数:〇〇名

<主な職務内容>
営業職
・新規顧客開拓および既存顧客との関係構築
・化学製品の特性および用途についての説明と提案
・営業企画の提案と実行

<工夫した点>
化学製品の専門知識を活かし、顧客に対する具体的なソリューション提案を行いました。 顧客とのコミュニケーションにおいて技術部門と協力し、より技術的な観点からのサポートを実施。

【保有資格】
普通自動車第一種運転免許(20〇〇年△△月取得)

【スキル】
化学製品知識(特に業界向け溶剤に関する知識)
データ分析(Excelを使用した売上・顧客データの分析)

【自己PR】
私の強みは提案力です。
これまで化学製品に対する知識と営業スキルを用いて、お客様に最適な提案を行ってきました。新規顧客開拓では、積極的なアプローチとデータ分析に基づいた戦略で契約獲得に貢献。顧客との関係構築と、具体的な製品知識を基にした提案で、お客様からの信頼を獲得しました。
御社においてもこれまで培ってきた提案力を活かし、お客様と強固な信頼関係を築きつつ、課題解決に尽力していきます。

販売職用:第二新卒用職務経歴書テンプレート②

職務経歴書

2023年〇月〇日 氏名: 〇〇

【職務概要】
大学卒業後、〇〇株式会社にて半年間、販売スタッフとして活動してきました。 主に店舗オペレーション全般、顧客サービス、および販売促進活動に従事。

【職務経歴】
20〇〇年△△月~現在 〇〇株式会社 販売部門
・事業内容:アパレル事業
・資本金:〇〇百万円 売上高:〇〇百万円(20△△年)従業員数:〇〇名

<主な職務内容>
販売職
・商品説明と販売
・在庫管理とディスプレイ調整
・顧客とのコミュニケーションおよび関係構築
・販売促進イベントの企画と実施

<工夫した点>
SNSを活用したコーディネート提案により、店舗とオンラインの連携を強化しました。 顧客の購買履歴や属性、好みに合わせた最適な提案でリピート購入を促しました。

【保有資格】
普通自動車第一種運転免許(20〇〇年△△月取得)

【スキル】
コーディネート提案スキル データ管理スキル(在庫や売上データの分析) 顧客コミュニケーションスキル

【自己PR】
顧客のニーズを的確に把握し、それに応えるコーディネートと丁寧なフォローでリピーターを増やしました。SNSを使った販促にも力を入れ、オンラインでの顧客獲得にも成功。活用できるリソースを最大限活かし、顧客に寄り添った提案をするよう心がけてまいりました。
これからもそのスキルを活かし、貴社での販売職務を通じて新しい価値を提供していきます。

事務職用:第二新卒用職務経歴書テンプレート③

職務経歴書

2023年〇月〇日 氏名: 〇〇

【職務概要】
大学卒業後、〇〇株式会社にて総務部門の事務職として半年間勤務。 主にオフィス業務としてデータ入力や電話応対、イベントのサポートなども担当してきました。

【職務経歴】
20〇〇年△△月~現在 〇〇株式会社 総務部門
・事業内容:ECサイト運営事業
・資本金:〇〇百万円 売上高:〇〇百万円(20△△年)従業員数:〇〇名

<主な職務内容>
事務職
・一般的なオフィス業務(電話応対、来客対応など)
・データ入力及びファイル管理
・社内イベントの企画・運営サポート
・従業員の勤怠管理と報告書の作成

<工夫した点>
Excelマクロを利用し、報告書作成の効率化を図り、月末の業務負担を軽減しました。 社内イベントでは、オンラインツールを使用し、リモート参加者も積極的に交流できる形を提案・実施しました。

【保有資格】
日商簿記検定2級(20〇〇年△△月取得)

【スキル】
データ管理(Excelマクロを用いた効率化)
イベントコーディネーション(オフライン・オンライン)
コミュニケーションスキル(来客・電話対応)

【自己PR】
事務職としての基本業務を一通りこなす能力を有しており、特にデータ管理・分析スキルに自信があります。また、社内イベントのサポートを通してコミュニケーション能力と企画力も高めました。事務作業の効率化を常に考え、業務プロセスの改善を提案し実行に移す姿勢を持っています。
御社に入社後もチームのサポートとしてだけでなく、自ら率先して業務改善に取り組む事務職を目指します。

職務経歴書の不安はプロの添削を受ける

ここまで職務経歴書の書き方や事例を紹介してきましたが、それでも職務経歴書がうまく書けないという方もいるかもしれません。

ユウ
ユウ

半年という短期間の経験をどうアピールするか悩んでしまいますよね。

そんな時は、転職エージェントを利用してみるのがオススメです。

プロの添削を受けることで、あなたの経歴とスキルを最大限に引き出し、印象に残る内容にブラッシュアップしてくれるでしょう。

自身の強みやアピールポイントが見つからないという方も、客観的な目線でアドバイスをしてくれるのでぜひ利用してみてください。

職歴半年でも前向きに職務経歴書を書こう!

職歴が半年しかない第二新卒の場合、職歴の記載に悩む人も多いと思います。

しかし、職務経歴書は職歴が短い方でも書き方次第では有効な武器にもなり得ます。

自身の強みや将来像を、前向きな視点で内容を記載していきましょう。

記載の仕方に迷った際は転職エージェントを利用するのも一つの手です。

職務経歴書は記載の内容により、採用の可否に影響を与える重要な書類なので、自身の魅力を最大限に引き出した内容を記載していきましょう。