本サイトのコンテンツはプロモーションを含みます。
- 第二新卒と新卒の扱いとの違いを知りたい
- 新卒として再就職できる可能性はある?
- 第二新卒の効果的な就職活動の時期を知りたい
第二新卒として再就職活動をする際、
「新卒としてもう一度やり直したい」
「第二新卒と新卒では扱いは違うの?」
と思われている方もいるのではないでしょうか?
新卒で入社したものの、想像していた会社と違ったり、キャリアの方向性が変わったりとさまざまな悩みがあるかもしれません。
そこで今回は、第二新卒は新卒として就職活動ができるのか、新卒との違いや新卒扱いされるメリットとデメリットについて解説していきます。
第二新卒と新卒の違いを明確に理解することで、今後のあなたの就職活動に役立てて下さいね。
第二新卒と新卒の違いとは?
第二新卒と新卒の明確な違いがわからないという方もいるでしょう。
第二新卒として転職を成功させるためにも必要な知識になるため、確認していきましょう。
第二新卒とは
第二新卒とは、四年制大学などの最終学歴を卒業してから、転職を考えるまでの期間が2〜3年以内の人を指します。
簡単に言えば、卒業後に就職してから3年以内に転職を検討している人です。
例えば、四年制大学の場合、卒業年齢が22歳なので、25歳までの転職者を第二新卒とみなします。
大学院卒の場合は、卒業年齢が24歳なので、第二新卒の範囲を27歳までとすることが多いです。これは、大学院卒の場合、社会人経験が短いためです。
第二新卒採用では、スキルや経験よりも将来性やポテンシャルを重視することが一般的であり、新卒採用と同様です。
新卒とは
新卒とは、「新規卒業者」を意味し、主に四年制大学などを卒業し、卒業と同時に職場に入る方を指します。
学生生活を終えたばかりの方で、正社員としての実務経験はまだ持っていません。
専門学校、大学、大学院を卒業し、卒業後すぐに就職する場合、これらはすべて「新卒」に該当します。
一般的に、第二新卒や既卒、中途採用とは異なり、多くの企業で新卒に関する定義は一貫しており、誤解されることは少ないでしょう。
第二新卒は新卒と一緒に新卒枠で応募可能?
そもそも第二新卒が新卒採用に応募することに関して、多くの方が「応募してもいいのか?」と疑問を持っていると思います。
結論、応募自体は可能です。
実際に、独立行政法人 労働政策研究・研修機構「第二新卒者の採用実態調査」によれば、第二新卒を新卒枠で採用している企業は85%以上にも達しているというデータがあります。
出所:第二新卒者の採用実態調査(独立行政法人 労働政策研究・研修機構)
しかし、自身の気になっている企業が必ずしも新卒枠で応募できるとは限りません。
産業によっては、第二新卒・新卒・既卒を明確に分けている企業もあると言えるからです。
一般的に「大学卒業後、就労経験のない方」「職歴の無い方」が新卒の条件になっている企業も多いので、一度、企業の募集要項を確認してみましょう。
募集要項の中に「第二新卒も応募可能」や「職歴の有無は問わない」などの文言があれば、新卒枠として応募できる可能性があります。
第二新卒が新卒と一緒の枠で応募するメリット
第二新卒が新卒枠で応募するメリットは以下の3つです。
- 経験やスキルを生かすことができる
- 研修や教育が十分に受けられる
- 同期の人数が多い
- 大手企業に入社できる可能性がある
メリットを把握し、新卒採用枠で応募するべきかを考えてみましょう。
ただ、完全に新卒扱いされるかは企業によって異なるため、注意が必要です。
経験やスキルを生かすことができる
第二新卒が新卒訳で採用される際の最大のメリットは、新卒で入社したメンバーよりも経験値が高いことです。
実際に業務を行う上では、基本的なビジネススキル、書類の書き方、Excelなどツールなどの使い方をある程度知っているのと知らないのとでは全然違ってきます。
スキルがあれば、他の同期よりも一段階上の業務ができる可能性もあります。
ただし、入社数年のスキルは少し経験を積めば身についていくものです。
新卒入社の社員もどんどん経験を積んできますので、後から来たものに抜かされないように自己を高めていく努力は人一倍しないといけないかもしれません。
「最初はよかったけど…」なんて言われないように頑張りましょう!
十分な教育や研修が受けられる
新卒枠での採用は、教育に力を入れてもらえる可能性があります。
企業は新卒枠で採用する人材に対して、将来の重要な役割を果たすとの見込みを持ち、それに伴い育成に力を注ぎます。
中途採用の場合は、即戦力が求められることが多いですが、新卒枠では時間をかけてキャリアを築くことが可能です。
キャリアの新たなスタートを切りたい方には、新卒枠での採用が適していると言えるでしょう。
同期の人数が多くなる
同期入社が多くいるため、社内環境に馴染みやすくなることも、新卒採用枠で応募するメリットの一つでしょう。
中途採用は1〜2名の補充にとどまるのに対し、新卒採用では一度に数十名を採用することが一般的です。
これにより、様々な部署に同期がいるため、業務をスムーズに進めることができ、仕事の悩みを相談しやすい環境が整います。
また、同期の中には第二新卒で採用されている方もいる可能性があるため、新しい環境への適応に関するプレッシャーも軽減されるでしょう。
大手企業に入社できる可能性がある
新卒採用を利用すると、中途採用の際に応募要件を満たせない場合でも応募可能になる企業があります。
これにより、大手企業や他の難しい企業を目指すことができるのが大きな利点です。
特に大手企業志望の人にとっては重要なメリットと言えます。
実際に多くの大手企業は、第二新卒や既卒者も含めて新卒採用の応募を通年で受け入れています。
例えば、ソフトバンク、ユーグレナ、リクルートなどは30歳以下の新卒採用を認めているなど、第二新卒応募可としている企業は少なくありません。
第二新卒が新卒と一緒に新卒枠で応募するデメリット
第二新卒が新卒枠で応募するデメリットは以下の3つです。
- キャリアが無駄になる可能性がある
- 早期離職がマイナス評価になることも
- 給与や待遇に影響がある
デメリットも把握した上で、応募をするか検討しましょう。
急いで入社してしまったがために、デメリットに気付けないケースもあり得るので注意が必要です。
キャリアが無駄になる可能性がある
第二新卒が新卒枠で採用される場合、前職で培ったキャリアやスキルが十分に活用されないことがあります。
たとえ、前職の在職期間が短かったとしても、異なる業種や関連性の低い部署で働くことになると、新しい環境や業務に戸惑い、仕事の充実感を得られないこともあるかもしれません。
自身のキャリアを生かすためには、前職の経験が役立つ業界への転職が望ましいと言えます。
同じ間違いを繰り返さないように、次の職場選びには慎重に取り組むことが重要です。
早期離職がマイナス評価になる可能性がある
前職を早期に辞めたことがマイナスの印象を与え、選考で不利になることがあります。
これは、企業が「前職と同じように早期に退職するのではないか」と懸念するためです。
面接でこの不安を解消するためには、退職理由を正直に説明し、前職での学びや改善策を具体的に伝えることが大切です。
たとえば、「前職で自分の適性に気づき、新しいキャリア方向を模索しました。
自己分析を行い、自分の強みと興味を活かせる業界に転職を決意しました」など、前向きな姿勢を伝えると良いでしょう。
早期離職につながるような不安要素は避け、面接の準備を入念に行うことをお勧めします。
給料や待遇面に影響がある
第二新卒が新卒枠で採用される場合、新卒と同等の扱いを受けるため、給料や待遇が下がる可能性があります。
たとえば、新卒2年目の第二新卒は入社時と比べて、昇給によりやや良い条件になっている場合が多いため、給料や待遇の面では新卒よりも条件が良いのが一般的でしょう。
これにより、第二新卒が新卒として再就職する際には、経済的・精神的な面で厳しくなるかもしれません。
給料や待遇面を気にするのであれば、新卒枠ではなく、中途採用枠で応募をした方が良い場合もあるでしょう。
また、新卒の条件が良い企業が第二新卒を採用しない場合もあるので、新卒枠での応募を検討する際は、給料や待遇の低下を考慮することが重要です。
第二新卒の最適な転職時期とその理由
第二新卒として、転職活動をする際に最適な時期をみてみましょう。
実際に転職活動をする月として適しているのは、以下の時期です。
- 4月入社の場合:1〜3月
- 10月入社の場合:7〜9月
新卒枠で転職活動をする場合は新卒採用のスケジュールに沿って活動する必要があります。
それぞれの時期の募集理由も含め、自身の活動時期の目安として下さい。
4月入社の場合:1〜3月
1~3月は転職に適した時期であるとされる理由の一つに、新卒採用に合わせて求人が増える傾向があります。
企業は新卒と同時に第二新卒を採用することで、教育コストの削減が可能です。
また、新卒採用での辞退者が出ることも、この時期の求人増加の一因となっています。
さらに、決算期の終了や、社内の人事異動、転勤、転職、退職により発生する欠員も、この時期の転職機会になりがちです。
これらの要因が合わさり、1~3月は転職活動に適した時期とされています。
10月入社の場合:7〜9月
7~9月が転職に適している主な理由の一つは、新卒採用のピークが過ぎた時期であることです。
4~6月は採用面接が盛んに行われますが、7~9月にはその活動が落ち着き、多くの企業が中途採用を開始する傾向にあります。
特に第二新卒にとっては、新卒採用とのスケジュールが重ならないことがメリットと言えるでしょう。
また、10月が年度の半期であることも影響し、人事異動や新規事業の立ち上げなどにより新たな人材が求められます。
ただし、春入社に比べて教育面が充実していない可能性があるため、注意が必要です。
第二新卒でも新卒と一緒の枠で応募は可能!
新卒訳での応募を考えている人は、まずは志望する企業が第二新卒を新卒枠として募集をかけているか確認してみましょう。
第二新卒が新卒枠を利用して就職活動をする上では、人によってメリットとデメリットが変わってきます。
場合によっては、第二新卒や中途採用で応募した方が条件が良いこともあるかもしれません。
新卒採用枠で応募する理由や目的を明確にしつつ、自身の選択に悔いのないように応募しましょう。
キャリアのことや志望先の企業で悩んでいる方は、転職サービスをうまく活用しながら就職活動に取り組んでみて下さい。
第二新卒向けの転職サービスを利用する
新卒枠で応募するかどうかを考えている人は、
- やはり最初に希望していた大手に行きたいと思うようになった
- もう一度最初からやり直したい
など、その人ごとの悩みがあると思います。
ただその答えは「新卒応募」だけではありません。
中途採用であっても大手への入社は可能ですし、研修がしっかりしている企業もあります。
問題は、どれがそのような企業なのかわからないところなんです。
それがわかれば苦労しないですよね。
それを解決する方法が一つあり、それは第二新卒向けの転職エージェントを利用してみることです。
第二新卒向けの転職エージェントは、優秀な人材を探している企業のデータをたくさん持っていますし、どのような教育体制を取っているのかも把握しています。
そのような情報を知った上で就職活動、転職活動をするのとしないのとでは結果に大きな差が生まれるでしょう。
次のステップに進むためには、専門的なサポートを利用することも重要です。
転職サービスを活用することで、あなたのキャリア目標やスキルに合った仕事を見つけることができるかもしれません。
履歴書の作成から面接の準備、適切な求人の選定まで、あなたを全面的にサポートしてくれます。
第二新卒向けの転職サービスを有効に活用し、理想のキャリアを築いていきましょう。